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身長と歌声の慎重なカンケイ

歌手を背の順に並べてみよう

参照:声区とは(自作)


参照:身長が低い人が歌が上手いのは声帯が関係していた


次のページから歌手の身長順のリストがあります。
歌をやる人には参考になりますし、リスナーにとってもおもしろいでしょうから是非聴いてみてください。



 今回のテーマは身長です。みなさんの身長はいくつくらいでしょうか?参考にしているシンガーの身長は?お手本のうたびととの身長差を気にしたことはあるでしょうか。こうしたことは、実は歌を学ぶにあたってかなり重要なことになるのです。今回はそのことを考えていきましょう。





まずはまとめ

 ・声の高さは、声帯の長さと声道のサイズで変わる

 ・身長と声の高さには相関がある(ファントの法則)

 ・それによって高音発声に必要なエネルギーが違う

 ・なので歌のスタイルもザックリ決まっちゃう

 ・自分に近いシンガーを参考にしましょう



 さて、みなさんなんとなく知っているでしょうが、声帯の長さと背の高さというのは相関があります。つまり背が高い人ほど声帯が長くて声が低く、背が低い人は声帯が短くて声が高い傾向があるんですね。これはファントの法則と呼ばれ、統計的に立証されているようです。

 また、声の高さは声道や鼻腔などの長さ、広さからも影響が大きいため、やはり体格と声の高さは無視できないんじゃないかなと思います。


 ちなみに、ボイストレーナーの桜田ヒロキ先生によると
「円柱型のシンプルな声道模型で、平均的なバリトン・テナー・ソプラノに同じ音程のノコギリ波(声帯の原音の近いとされる)を吹き込むと

バリトン (ド)
テナー (ミ)
ソプラノ (ソ)

と3度幅で音程が変化すると言う実験を見つけました。」

とのこと、これを単純に適用するとつまり、バリトンの私がmidGを出すのと同じエネルギーでテナーはhiBが出せるわけです。労力がまったく違う。


 単純に話し声の高さだけなら大した問題ではないのですが、歌をうたう際にはそれが喚声点、つまりチェストボイスやミドルボイスといった声区にも影響を与えるため、歌を学ぶのなら知っておかねばならないこととなるのです。

 また、そうしたわかりやすい喚声点のピッチだけでなく、声区ごとの声質の特徴というのも違ってくるので知らずにいると混乱する場面がでてくると思います。


 たとえば、参考にする歌手があなたより10cm背が低いとします。するとあなたはAメロだとお手本より声が重たく感じ、サビになるとお手本より声質が大きく変化してしまうことに気付くでしょう。

 この問題に対して「きっと発声がヘタだからだ」と考えていくら練習をしても、おそらく一生、同じようには歌えないのです。なぜなら声帯の長さが違い、声のサイズが違うから。


 逆に、自分より体の大きなプロが、自分なら地声で歌えるキーをファルセットで歌ってるのを聴いて「オレもけっこううまいんじゃないか?」と思うのも的外れなわけです。

 その人は声のサイズとキーの兼ね合いからそのトーンをチョイスしただけですから。


 なので「発声のレベルの違い」と「声帯の長さによる声の違い」というのは分けて考えなくてはいけないんですね。

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 この「声の違い」というのも中々複雑で、倍音によって声にボリュームがあることと、基音というもともとの声が太いというのとでは意味が違うのです。

 背が低くても声量があって声が強い人がいますが、それは倍音のバランスや量によって生まれるもので、もとの声そのものが太くなるわけではないということ。


 たとえば背の高い人がミッキーのマネをするのと、背が低い人がミッキーのマネをしたとき、仮に同じキーで似た声質にしても雰囲気がけっこう違うのはわかると思います。

 声質を似せることはできても、その太さ自体は変えることができないわけです。


 であれば、そうした無理をせず自分の声を活かすためにも自分と同じ身長のシンガーの声、自分より背が高い人や低い人の声の特徴を知ることは重要になるのではないでしょうか。

 「自分の声を知る」といってもどうすればいいのかわからないとき、まずは身長からアプローチするのもいいと思うのです。


 私はこうした見方をするとき、背が高い人を「声のサイズが大きい」、背の低い人を「声のサイズが小さい」と表現しています。
 それぞれおおまかな傾向を挙げると

背が低い(声帯が短い)歌もん
・声が軽くて子どもっぽい印象
・低いキーと高いキーでの声質の変化が小さい
・高音でもビブラートなどの小回りが利く
・つまり声のサイズが小さい


背が高い(声帯が長い)歌もん
・ノッポで太い、大人っぽい印象
・低音は豊かだが高音になると声質が大きく変わる
・高音になると小回りが利かなくなる
・つまり声のサイズが大きい


 という感じです。
 これもあくまで傾向で、なかにはマライア・キャリーさんのように身長が高くても(173cm)高音の操作がうまい超人もいるわけです。

 でも大体はこの傾向が当てはまると思うので、次のページからのリストをみていく際に念頭に置いてみてください。


 先ほども書いたように、こういうのは実際に聴いて特徴を覚えた方が早いです。身長順にシンガーのリストを作りましたので、ぜひ色々聴いてみてください。

 歌をやる人にはとても参考になりますし、リスナーにとってもその特徴を知るのはおもしろいと思いますよ。私も作ってて楽しかったです。


 いったん観終わったら、今度は逆から観ていくのもおもしろいです。では、ごゆっくり~。



女性

147~157cm


158~165cm


166~178cm


男性

157~169cm


172~179cm


180~193cm





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